白河西郷(にしごう)村からスタートして、下郷経由で、会津に出ました。
会津では、滝沢本陣、十六橋、母成峠を見て、
土湯峠を経由して、白石へと。
このエリアでの史跡巡りは、まだまだ不十分です。

大龍寺本堂

戊辰戦争で丸焼けになった
大龍寺の本堂は土蔵造りでした。
二度と火災に遭遇しないために…、
の願いを込めて。

H23.3.11の地震で内部が損壊して
訪ねた時は工事中でした。


戊辰役戦死墓

大龍寺に足を踏み入れると直ぐの所に
左のような墓所があります。

千葉周作の高弟だった
森要蔵、その息子、他会津藩士、
飯野藩士などが
眠っています。

石段正面の墓がそれです。

滝沢本陣

左は、本陣内にある御座の間。

西軍に襲撃された跡が
写真のように今尚、
そのままにあります。


滝沢本陣正門

滝沢本陣を正面に見て。

当時を彷彿とさせるほどに、
そのままに保存されています。

刀傷(滝沢本陣)

刀傷が、廊下の柱にくっきりと
残っています。
痕跡に揺れがないことから、
相当の使い手では…、と思われています。
東西いずれの兵が付けたかは
分からないとのこと。

傷が一本の柱に集中している事から、
激闘の刀痕ではなく、
誰かが柱に向かって、故意に何回か、
又は交互に刀を打ち付けた
傷ではないか…、と
思われています。

十六橋・正面

会津藩無念の十六橋の今です。
この橋の向こうに
佐川官兵衛が
強面で立っているような…。

現在は通行不可

十六橋・側面

側面から覘くと、
橋脚がかなり錆び付いていて、
「通行止め」も納得。

母成峠

峠を訪れた日は、写真のように
霧が立ちこめ視界不良でした。

慶応4年8月21日も
斯くありなむ…、と
143年前に思いを馳せてみました。

母成峠・説明文

昭和57年に建立された石碑に
しては、とても綺麗で、
文も読みやすかった。

大鳥圭介よ!
あなたは、
ここで勝利して欲しかった…。

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